大掃除で「ギックリ腰」になる人の共通点。重い荷物を持つ前に、お尻のスイッチを入れておこう

12月も後半戦。 そろそろ「大掃除」の計画を立てている方も多いのではないでしょうか?

重い家具を動かしたり、段ボールを持ち上げたり、お風呂場の低い位置を擦ったり。 大掃除は、いわば**「年に一度の、過酷な全身運動」**です。

そして、毎年この時期に急増するのが… **「重いゴミ袋を持った瞬間、腰に電撃が走った(ギックリ腰)」**という悲劇です。

せっかくの年末年始を、激痛とともに布団の中で過ごすことだけは避けたいですよね。 今回は、ギックリ腰になる人の「共通点」と、それを防ぐために今すぐ入れるべき**「お尻のスイッチ」**についてお話しします。


ギックリ腰になる人の共通点=「腰」で持っている

腰を痛めてしまう人のほとんどは、荷物を持つときに**「腰の筋肉だけ」**を使おうとしています。

  • 膝(ひざ)が伸びきったまま
  • 背中を丸めて
  • 腕の力で持ち上げる

この体勢は、腰椎(腰の骨)にテコの原理でとてつもない負荷がかかります。 寒さで筋肉が固まっている冬場にこれをやると、一発アウトです。

怪我をしない人は、腰ではなく**「お尻(股関節)」**を使っています。 体の土台であり、人体で最も大きく強力な筋肉である「お尻」を使えば、腰への負担は激減します。


「お尻のスイッチ」を入れる方法

現代人の多くは、座りっぱなしの生活で**「お尻の筋肉の使い方を忘れている(スイッチが切れている)」**状態です。 大掃除を始める前に、準備運動としてこのスイッチを入れ直しましょう。

【大掃除前の1分儀式:ヒップ・ヒンジ】

  1. 足を肩幅に開いて立ちます。
  2. 両手の小指を、足の付け根(コマネチライン)に当てます。
  3. **「お尻で、後ろにある車のドアを閉める」**ようなイメージで、お尻を後ろに突き出します。
  4. この時、背中は丸めず、胸を張ったままにします。
  5. ももの裏側やお尻が「ピーン」と張るのを感じたら、お尻の筋肉を使って元の姿勢に戻ります。

これを10回繰り返してください。 お尻がジワッと温かくなれば、スイッチONの合図です。


「デッドリフト」は、大掃除のための種目だった?

実は、ジムで行う**「デッドリフト」**という種目は、この「お尻を使って重いものを持ち上げる」動作そのものです。

「あんな重いバーベルを持つなんて怖い!」と思われるかもしれませんが、逆です。 「正しい持ち方(フォーム)」を体が覚えているからこそ、日常生活で腰を痛めなくなるのです。

STEELでトレーニングしている会員様が、 「引っ越しの作業がすごく楽だった!」 「庭の草むしりをしても腰が痛くならなくなった!」 とおっしゃるのは、筋肉がついたからだけでなく、**「体の正しい使い方」**をマスターしたからなのです。


まとめ:掃除も立派なトレーニングです

大掃除をただの労働だと思わず、「お尻を鍛えるトレーニングだ」と思ってやってみてください。

  • しゃがむ時は、スクワットのように。
  • 荷物を持つ時は、デッドリフトのように。

そう意識するだけで、部屋は綺麗になるし、お尻は引き締まるし、腰痛も防げる。一石三鳥です!

「自分のお尻の使い方が合っているか分からない…」 「すでに腰に不安がある…」 そんな方は、大掃除を始める前にSTEELへお越しください。あなたの腰を守るための「体の使い方」を伝授します。

痛みのない体で、気持ちよく新年を迎えましょう!


パーソナルジムSTEEL

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