「朝は時間がなくて、パンとコーヒーだけ…」 「代謝が落ちてきたから、カロリーを抑えるために朝食は抜いている」
もしあなたがそんな食生活を送っているなら、その習慣こそが、あなたの基礎代謝を下げ、痩せにくい体を作っている原因かもしれません。
寝ている間、私たちの体は長時間にわたって栄養が入ってこない「飢餓状態」にあります。朝食を抜くと、体はエネルギー不足を補うために、あなたの大切な筋肉を分解してエネルギー源にし始めます。 筋肉が減れば、基礎代謝(何もしなくても消費されるカロリー)は当然落ちてしまいます。
40代・50代から代謝を上げる(あるいは維持する)ために、「朝食」は1日の中で最も重要な食事と言っても過言ではありません。
今回は、私たちパーソナルジムSTEELのトレーナーが、代謝を上げる「燃える体」のスイッチを入れるために実践している「朝食の黄金ルール」を3つご紹介します!
黄金ルール①:何があっても「タンパク質」を死守する
なぜ?: 寝ている間に失われたタンパク質を補給し、筋肉の分解をストップさせるためです。タンパク質は筋肉の材料であると同時に、食事をすることで体温を上昇させる効果(食事誘発性熱産生)が最も高い栄養素。朝一番にタンパク質を摂ることは、その日1日の代謝のスイッチを強力に入れることと同義です。
どうやって?: 「朝からお肉は重い…」という方もご安心ください。手軽に摂れるタンパク質源はたくさんあります。
- 卵(ゆで卵、目玉焼き、温泉卵)
- 納豆、豆腐
- ギリシャヨーグルト(オイコス、パルテノなど)
- サバ缶(水煮)、ツナ缶(ノンオイル)
いつもの朝食に、これらのうち最低1品、できれば2品プラスすることを目標にしましょう。
黄金ルール②:炭水化物(糖質)を恐れず「選ぶ」
「白米やパンは太るから抜いています」 これは、特に朝食においては大きな間違いです。
なぜ?: 炭水化物は、脳と体を動かすための**主要なエネルギー源(ガソリン)**です。朝にガソリンを入れなければ、体はエネルギー不足で「筋肉」を分解してしまいます。40代からは「筋肉をいかに守るか」が最重要課題。炭水化物をゼロにするのは逆効果です。
どうやって?: 重要なのは「ゼロにする」ことではなく、**「質と量を選ぶ」**ことです。
- 選ぶべき炭水化物: 血糖値の上昇が緩やかで、食物繊維が豊富な「茶色い炭水化物」がベストです。 (例:玄米、もち麦、オートミール、全粒粉パン、ライ麦パン)
- 白米や食パンはOK?: もちろんOKです!ただし、その場合は「量」を意識(お茶碗に軽く1杯など)し、ルール①の**タンパク質や、わかめ・きのこ類(食物繊維)と必ず「セットで食べる」**ことを徹底してください。一緒に食べることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。
黄金ルール③:プロテインは「最強の時短アイテム」として活用する
「プロテインは筋肉ムキムキの人が飲むものですよね?」 いえ、プロテインは40代以上の「代謝を上げたい」「忙しい」方にこそ、最強の味方です。
なぜ?: ルール①で述べた「タンパク質」を、**「低脂質・低カロリー」かつ「圧倒的な手軽さ」**で補給できるからです。 例えば、朝に卵2個(タンパク質約12g)を調理する時間がない時でも、プロテインなら水や牛乳に溶かすだけで、一瞬にして20g以上のタンパク質を摂取できます。
どうやって?:
- 食欲がない、時間がない朝の「朝食がわり」として
- パンとコーヒーだけになってしまった時の「追加の1品」として
「朝食を抜く」という最悪の選択を避けるための、「最高の保険」として冷蔵庫に常備しておくことを強くおすすめします。
まとめ:朝食を変えれば、体は変わり始める
基礎代謝を上げるために、明日からできることはシンプルです。
- 卵や納豆、サバ缶などで「タンパク質」を摂る
- おにぎりやパンだけで済ませず、「質の良い炭水化物」を選ぶ
- 時間がない時は「プロテイン」を活用して、絶対に欠食しない
まずはこの3つから始めてみてください。 「朝食をしっかり食べる」ことは、あなたの体が一日中エネルギーを燃やし続けるための、最も重要なスタートダッシュです。
「自分に合った具体的な量やバランスが知りたい」 「ライフスタイルに合わせた、もっと詳しい食事プランが欲しい」
そんな方は、ぜひ一度STEELの無料カウンセリングにお越しください。私たちは、あなたの体質と生活に合わせた「一生モノの食事術」をご提案します。
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