パーソナルジムSTEEL(スティール)「金城」です。
こんにちは、皆さん!今回は、プロテイン・ペプチド・アミノ酸について分かりやすく解説し、運動中に飲むドリンクの選び方をお伝えします。文字数は約4000文字で、読むのに10分程度かかりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
【プロテイン・ペプチド・アミノ酸とは?】
まずは基本的な知識から。たんぱく質は、最小単位であるアミノ酸がいくつもペプチド結合して構成されています。アミノ酸がいくつ繋がっているかによって呼び方が異なり、50個以上結合しているものをたんぱく質、2~50個未満であればペプチド、アミノ酸が1つの場合はそのままアミノ酸と呼ばれます。
【トレーニング中に飲むドリンクの主な種類】
運動中に摂取することが一般的なアミノ酸ドリンクには以下の3つのタイプがあります。
- BCAA: バリン・ロイシン・イソロイシンの3つが単体のもの
- EAA: 9種類のアミノ酸が単体のもの(バリン・ロイシン・イソロイシンを含む)
- ペプチド: アミノ酸が2~49個で合成されたもの
それぞれの特徴や違いについて詳しく見ていきましょう。
【吸収スピード・吸収効率・価格の比較】
アミノ酸ドリンクを選ぶ際のポイントは、吸収スピード、吸収効率、価格の3つです。
- 吸収スピード: ペプチド>EAA>BCAA(差は僅か)
- 吸収効率: ペプチド>EAA>BCAA
アミノ酸は単体と複数合成されたもので選別されます。合成されたものを吸収する受け皿には2つの穴が開いており、単体のものを吸収する受け皿には1つの穴が開いています。複数合成されたアミノ酸は同時に2つ吸収できるのに対して、アミノ酸単体は同時に1つしか吸収できません。そのため、アミノ酸が複数合成されたペプチドの方が吸収効率が良いことになります。
- 価格: BCAA<EAA<ペプチド
【結論:運動中に飲むドリンクの選び方】
上記の比較から、EAAとペプチドは価格に大きな差がなく、ペプチドの方が吸収効率が良いため、ペプチドをオススメします。しかし、コスト面で厳しい方は、BCAAでも十分な効果が得られます。
最後に、自分に合ったアミノ酸ドリンクを選ぶためのポイントをまとめます。
- 目的に応じて選ぶ:筋肉を増やしたい場合はペプチド、コストを抑えたい場合はBCAA
- 吸収スピードと効率を重視する:ペプチドが最も効率的
- 価格を考慮する:BCAAが最も手頃
この記事で紹介した情報を参考に、運動中に飲むドリンク選びに活かしてください。正しい知識と選択で、より効果的なトレーニングができるようになります。それでは、皆さんの健康で活力ある日々をお祈りしています。次回のブログもお楽しみに!